2010-01-01から1年間の記事一覧

赤いさそりの美女

昨晩のダイノジ大谷の怖い話に、出産間近のような奇声をあげている細君と、その隣に張り付いて観ている彼の後ろで、「なんだかんだ言っても一番怖いのは生きている人間だよ」と言ったところで聞き耳持たぬ二人に舌打ちしながら、広げた新聞に「フィアット、…

乾いているほど冬の密度は濃くなる

ふーん、なるほど、なるほど、今日から11月ですね。「のーべんばぁー」と表現すると、なんだか酒癖が悪そうだと感じるのは、たぶん私だけですね。 さて、細君が9月ぐらいから大忙しで、その影響で私も9月中旬から10月中旬ぐらいまで大忙しだったりしまし…

言わずして後悔するか言って後悔するか

面接を前に-30℃以下で冷凍保存されたマグロ状態となっている彼らに、「面接の場合、言わないで後悔するよりも、言って後悔したほうが良いと思います。自信を持って頑張ってください」と担当の女性社員は解凍のことばで送り出したらしい。面接が終わってから…

冬の気配は親指から

台風の影響からか朝から鉛色した空。ならばとモノクロモード全開で気分は天地無用。 \ しむらぁー! / \ うしろ!うしろぉー! /

朝を彩る雨あがり

寄る年波には人でも勝てぬ

生前の父が「歳食って、おしめをするようになったら、それこそおしめぇーよ!」と言いはじめたら、それは血中アルコール濃度がいい具合な感じであることを示す判断基準でした。 最近いきなり寒くなり、ご老体のことを考えて日中からホットカーペットを入れて…

宝くじに夢見がち

本社まで片道400km弱。 特別なことがない限りこの距離を社用車でひた走る。残念だがファラ・フォーセットは同乗することはない。ここ最近は月イチのペースでこの距離を上って下って、ごくまれに下ってしまってパーキングのトイレに駆け込んだりする。移動…

ぬかるんでる足元ばかり見ていられない

主張する縦、確固たる横、そこに生じた隙間を自由罫線でうまい具合に結び、年度末に向けて皆で揃って合唱できるように奮闘したりしている。先の文末部分は私の仕事について子供に聞かれた際に説明しているほぼその内容。それと人に関する事柄についてもちょ…

犬の力(上下巻) - ドン・ウィンズロウ

犬の力 上 (角川文庫)posted with amazlet at 10.11.19ドン・ウィンズロウ 角川書店(角川グループパブリッシング) 売り上げランキング: 8785Amazon.co.jp で詳細を見る 犬の力 下 (角川文庫)posted with amazlet at 10.11.19ドン・ウィンズロウ 角川書店(角…

靴下の行方

彼の片方の靴下を探していて無駄に労力を使うことを足の裏と踵にありありと刻まれた活動の証を見てやめた。しかし残された片方の靴下が不憫でならない。この時期、はたと気づけばそこかしこ黒とオレンジ色に侵食されていく風景。いやオレンジ色したかぼちゃ…

花と蝶されどハナアブ

Case 20101023-1437

瞬間冷凍された記憶

幼い頃に観たテレビ番組や映画でトラウマになってしまっている作品が多々ある。 一応年齢的に大人になったので、最近トラウマになったものを克服するためあらためて観てる。(ま、トラウマという言葉を使うほどでも克服するものでもないのだが) そんな最近…

老猫放浪記

無機質な電子音のチャイムが終業時間を知らせると同時に、机の上で釣り上げられた魚のように携帯電話がブルブルと踊った。 小さな埃だと思って拭ってたら、それは小さなキズですっかり目立つぐらいの大きなキズにしてしまった、携帯電話の背面部に後悔の念を…

多機能という名の不便

先月のことになるが、プールで遊んだ帰り道に突然携帯電話の機種変更がしたいと細君。それは思っちゃったんだからしょうがないという正当な理由。 一番近いところの赤に白文字が踊るのぼりがはためく先へウインカーを上げた。この時点で iPhone への乗り換え…

ペダルの重み

今日は子供らの「能」の発表会。 「能」を習ってる。そう「能」らしい。 11月にはちょいと大きなホールでの発表会らしい。 午後から二人揃って友達の家に遊びに行ったのでカメラをぶら下げてペダルに足をかけるも天気の悪さといじめのような風の強さに早々に…

季節の狭間に埋もれる紺青

\ ? / \ やぁー !! / \ こんにちはー /

ゆるい風の匂い

耳が新しい音楽に貪欲だった中学生の頃。 友人とレコード店をまわってジャケ買いした中に「東京ジャップ」というバンド。 今じゃDJとして活躍している赤坂泰彦が在籍していたバンド。 1983年頃にスズキのマイティーボーイという車のCMに主演、「少女に何が…

夕焼けのまにまに

時々刻々と変化する夕焼けを追いかけ、肩で息を殺し手持ちで必死にシャッターを切るも大半はブレブレ。体力の衰えを痛感しました。スポーツの秋。

safety zone

もう8月のことになるけど、7年ぶりの全国35ヵ所をまわるという「安全地帯」のコンサートに細君に連れ出された。細君は安全地帯のファンで私は不安。 前日は豪雨で散々だったというイベントの細君と当日に現地で合流。 開場前の物販で、どう見ても安全地帯の…

カメラとレンズとネオプレン

今までカメラをカメラバッグにいれて持ち歩くことは無かった。 年中季節構わず裸のままカメラを持ち歩いていた。 子供らの学校行事などで交換レンズなどが必要なときは、さすがにコンビニ袋にがちゃがちゃと入れるわけにいかないので、ディパックの内側にエ…

切実な願望

市町村合併で同じ市内ながら隣町にある温泉やオートキャンプ場を備えた施設。 子供らが夏休み中、子供会で粘土をこねくりまわしに行った先。 昼食の割り箸入れ袋。 ...いいよ。

夏の棚卸し

家の倉庫に散らばっている花火を湿気ってしまう前に在庫一掃。 よしっ!とカメラを構えるも思うように撮れず、あれやこれやとしてる間に花火が無くなってしまい子供らは手持ち無沙汰に花火の包装材を燃やしてた。 来年の課題は手持ち花火と心に決めた。と今…

羽音に包まれて

いいかげん車を運転してるときは、写真を撮るのをやめようと忘れた頃に思い出すのだが、会社からの帰り道、三つ先の信号まで綺麗に並んだ車の列をぼんやりと眺めていたら、その先でまえならえの号令をかけるようにいかずち一閃。車の縦列が動きだしあたふた…

床下の小人たち

先月のことになるけど、7月17日の公開日に「借りぐらしのアリエッティ」を家族で鑑賞してきた。彼女が飽きずに映画館で作品鑑賞できるようになって「崖の上のポニョ」に続いてジブリ作品2作目。 最終上映時間の 18:20 から鑑賞したが結構混んだ。あまり書…

週末はこのざま

油断してると、エメラルドグリーンした小さな四角いパカっとするものに、細い棒っきれ片手に無意味な戦いを挑んでしまうので、ひょいとつまみあげて車に乗せ、ちょっとしたドライブ気分に浸らせながら、市営の広大な公園へ連れ出して放牧。 広大すぎて雑草の…

週末はこのバザー

細君が、小学校のPTA役員だか地区委員会だか学年委員会だか保護者会だかの集まりで役員を決めれない雰囲気に耐え切れず、手をあげてしまったことで小学校行事があるたびに手伝いをしてる。 そして日曜日は隔年ごとに行われているらしいバザー。金曜日の晩に…

週末はじゃばー

日曜日、バザーは午前中で終了。2時間ぐらいで10万円ちょっとだったと副校長先生がほくほく顔で報告。 私は荒行を終えてうまいこと左手が握れなくてしくしく顔。 昼ごはんと買い物を済ませ、ちょいと横になりたくて子供らの強引な誘いをひらりひらりとか…

底辺の白と黒な記憶

模索して探求せねばならぬもの

子供らの夏と冬の長期休みで一番の難題は自由研究と呼ばれる代物。今年、子供ら二人が小学生となって初めての夏休みを迎えた。長男は今年で4年生。1年生の頃から彼の自主性を優先しながら色々と手伝ってやった。 1年生の頃に校内自由研究発表会の発表者に…