赤いさそりの美女

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昨晩のダイノジ大谷の怖い話に、出産間近のような奇声をあげている細君と、その隣に張り付いて観ている彼の後ろで、「なんだかんだ言っても一番怖いのは生きている人間だよ」と言ったところで聞き耳持たぬ二人に舌打ちしながら、広げた新聞に「フィアット、アバルト 695トリブートフェラーリの受注を開始」の一面記事。「まぶしすぎるぜ こんな衝撃 ショック!ショック!ショック!バージンショック!」と思わず口ずさんでしまったほどに処女的衝撃!(byシブがき隊)。

私の車遍歴においてフィアットに占める割合は、健康診断での総コレストロール値なみに高い数値を示す。
20代のはじめぐらいにフィアット124スパイダーという真っ赤なオープンカーを手に入れた。さすがに通勤用の足にすることは色々と大変だったので、同時期にフィアット131レーシングという、これもちょっと古い希少な車を手に入れたが、この2台は通勤用としての足いや箸にも棒にもかからぬ、ちょくちょくエンジンもかからぬ車だった。結局、1年車検の残っているジムニーを先輩から自動車税と名義変更費用で譲り受けて通勤用にした。
この124と131には、アバルトの名を冠するホットモデルが存在した。アバルトの創始者カルロ・アバルトの誕生月の星座であるサソリのエンブレムに憧れたものだ。(この憧れから後年アウトビアンキ・A112アバルトという車を手に入れることになるのだが)

この間、地中深く埋めたはずの車への想いは BMX X6によって、まんまと心脅されて心躍らされてしまったこともあってか、「頭の中の宝くじが当たったらリスト」が自動更新を知らせてくれた。
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桃屋のソレが超品薄でもエンブレムだけでごはん何倍もいけちゃうと思うな。
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あっ、とりあえず参観日に出かけて来ます =3