真冬の台風

死に一番近い日
2010年12月22日。人類は一年で最も夜が長い日を迎えようとしていた。天空では約四世紀ぶりに月が赤く染まりかけていた──。
2010年初頭、オーロラの観測をしていたアラスカの気象学者が、偶然に地球の磁気圏の異常を発見する。時を同じくして、マヤ文明を研究するアメリカの考古学者は、マヤの長期暦で 2012年の冬至付近での終末論に関することが記述された石碑を発見する。石碑を調査した結果、明らかとなっている終末論とは 2年のズレが生じており、実際の終末論は 2010年の冬至付近だったということを解明する。
世界各地では異常気象や地震が頻発し甚大な被害に見舞われていた。これは磁気圏異常が原因で発生する大規模な地殻変動の前触れであると、世界各国の研究者からなるプロジェクトチームが正式に発表する。大規模な地殻変動を阻止するチームが緊急で招集される。
地球が持つ磁場勢力を適切な状態にするため、柚子を主体とした人工プラズマシート(磁気の "融通(柚子)が利きますように" と作られたもの)を乗せたカボチャロケットは、冬の台風が迫り来る中、はたして無事に飛び立つことはできるか──。


── せっかく起きる時間を目覚まし時計が教えてくれたのだが、ナーバスな天候が闇を漆黒に変えていたので珍しく2度寝をしてしまった。浅い眠りの中で作りあげながら見た夢。少し前に流し観した「2012」の影響だと思う。
さて、今日は私にとってカボチャを克服しなければならない日だ。


トナカイではありませんが、クロネコが吉備だんごの香りと共にクリスマスプレゼントを運んでくれました。突然のことで、思わず前方飛躍受身をとってしまいたい衝動に駆られるぐらいに喜び勇んでおります。本当にありがとうございました *<|:-)

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