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(アップ寸前でぐぐってしまい下書き保存の重要性を痛感し、仕事中は仕事しろということを実感しました。)
未だに誰が貸してくれたか定かでは無いが、それが理由でお腹がいっぱいにはならないので「ワールド・オブ・ライズ」をとりあえず観終わった。
そんなお腹がすいた私のレビューなど々(だが小牛は乗せない)。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2009/04/29
- メディア: DVD
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ちょうどトム・ロブ・スミスのデビュー作である「チャイルド44」の実写化が、リドリー・スコット監督に決定したこともあって、リドリー最新作を観たかった。
タイトルの「ワールド・オブ・ライズ」=「嘘の世界」が表す通り、「嘘」を武器に世界各国で連続爆破テロを行うイスラム過激派のテロリストの主犯格を追う、CIA諜報員と、その上司を中心としたサスペンス映画。
世界を救うのは最終的に誰の「嘘」か。
本作はヨルダンを舞台に諜報活動における、中東地域の「現場」を中心に展開される。
政治的な背景、治安や社会情勢等のリアルな「現場」も描かれているのも見所。
そんな「現場」でテロ組織の主犯格を体を張って追う、頭の切れる若手CIA諜報員役をレオナルド・ディカプリオが熱演し、反対に「現場」を無視し、CIA本部から電話で冷徹な指示を出す上司役をラッセル・クロウが演じている。
ラッセル・クロウは、役作りのため 28kg体重を増やしただけあって「グラディエーター」の頃とは別人となっており、その苦労(クロウ)が垣間見れます。(すみません)
ディカプリオは、ジョニー・デップ目当てで観た「ギルバート・グレイプ」の知的障害のあるジョニー・デップの弟役、アーニーの演技を観てファンになったが、それ以降の作品で「レオ様」などと呼ばれるようになってから、なんだか主演作品を避けるようになった。
香港映画の「インファナル・アフェア」をマーティン・スコセッシ監督がリメイクした「ディッパーテッド」を観て、あらためて大人になったディカプリオのファンなった。
本作と前述作品、「ブラッド・ダイヤモンド」では、常に眉根に深い皺寄
せるような役ばかりだが、時折見せるアーニー役の無邪気な表情が、彼の魅力だと思う。
路地裏で野良犬に足を咬まれて病院に行き、そこで看護婦(ゴルシフテ・ファラハニ)に治療を受けるシーンがある。(以降ファラハニと恋仲になったり)
そのシーンでちょっとアーニー的な表情を見れてなんだか安心した。
「チャイルド44」の映画化は期待します、リドリぃぃぃー(エイリアン2のニュート調で)そんな、アンドロイドは電気羊の夢を見るか?的な日々です。