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昨日、会社で昼休み明けに席に戻ったら、机の上に「ハプニング」と「ワールド・オブ・ライズ」のDVDが、これみよがしに置いてあった。

特別メモなど添えてなかったが、貸してやるから延滞金を払ってツタヤに返しておけとか、私以外に会社でそんなことするヤツは、まず居ないのでとりあえず家に持ち帰って観る事にした。

ハプニング (特別編) [DVD]

私の中じゃ「シックス・センス」で色々な意味で終わってしまってるM・ナイト・シャマラン監督作品。密かに私の一つ年下で、まさにインド人もびっくり。

ストーリー
ミツバチがアメリカからいなくなり、突然人々が自殺を始めた。髪留めで首を刺す女性や、工事現場で次々と飛び降りる作業員たち・・・。果たしてこの行動の原因は何なのか?テロか、放射能汚染か、環境汚染か。物語は思いもよらぬ結末を迎える・・・。
ハプニング (映画) - Wikipedia

PG13だけあって自殺シーンは、一歩間違えるとトラウマ映像満載。
ビルの工事現場で次々に飛び降りシーンや、集団首吊りぶらぶら、飼育係がライオンのガブりさせるシーンには、思わず目を覆う。

評価的に「シックス･センス」のどんでん返し的なのを期待してとか、核心に触れていないとか、詰めが甘いとか、色々と酷評が目立つ映画のようだ。たしかに観終わってから、そんなことは少なからずは思ったりする。
レンタル店で借りた人ほど、そう思うに違いないかもしれない。

映画ワンシーンで、
　主人公の友人が子供と一緒に避難する。
　友人の妻は遅れるが避難先で合流する予定。
　しかし移動途中で妻と連絡が途絶える。
　逃げ出してきた先でも原因不明の事故が多発。
　その友人は子供を主人公に託して妻のもとに戻る。
　結果、妻と逢うことが出来ず友人は自殺？してしまう。
　たぶん妻も自殺（しているのだと思う）。

これは考えさせます。いわば究極の選択。
私は岩城晃一的じゃないので、子供といっしょに避難すると思う。
助かりたいとかじゃなく、子供を守るため。

余計な情報がまったく無い状態で観れば、深く、そして色々と考えさせられる映画ではないかと思った。

ただ、知人に「どう？」って聞かれたら、「微妙」って即答しちゃうと思うけど。