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公共の場に子供を連れて行くと、必要以上にまわりに気を使う。それが屋内とか、乗り物だと、なおさら気を使う。
それは意中の女性を長い時間をかけて、やっと食事に誘うことが出来た前日の晩、一人、鏡の前で色々な顔の表情を作って鼻毛のチェックをしてるかのように無駄に気を使う。そして、それが親として普通だと思う。
例えば、イスに座っていて、隣に子供連れの親子が座る。子供は飽きてイスに座りながら、足をバタバタして遊び始める。そのうち、バタバタが大きくなって隣に座ってる人の体にあたり始める。親がその行動に気づく。
そして、
①迷惑をかけた相手を見ず、相手に頭を下げつつ、「○○ちゃん、
ダメでしょ、お利口にしてなくちゃ」などと子供を注意する。
(その時の気分次第だが、許してあげれるレベル)
②「○○ちゃん、ダメでしょ、おじさんに迷惑かけちゃ、お利口に
してなさい」と子供を注意する。いわば子供を介して相手に謝罪
しているパターン。
(ちょっと嫌な感じが残るが、ギリギリ許せるレベル)
③「ちょっと!!」などと語気を強めた口調で子供に注意を促し、
それでもやめない場合、「ちょっとぉ!!」と語気を更に強め、
子供を力任せにイスに座り直させるパターン。だが大概の場合、
この行為は最低でも 5回は繰り返される。
(嫌な感じが増幅していき、これは許せないレベル)
まず、迷惑をかけた相手に対して謝罪し、子供に対しそれがなぜ、してはいけない行為なのか説明し注意する。注意した後、キチンと子供が理解し、同じ迷惑行為をしていないかを確認するのが、親の最低限の義務だと思う。
(これは企業における不適合発生時の是正処置と同様の活動だと思う)
しかし、最近なんだか ③のケースをよく見かけ、残念で仕方が無い。
まず、親が子供の前で「すみません」を言うことが、しつけの始まりなんじゃないかと思う今日この頃。