ヌンチャク
ここ十年ほど、携帯電話の着信音は「グリーン・ホーネット」のオープニングテーマ曲だ。
それほど「グリーン・ホーネット(TV版)」が好きだというわけでも無く、ブルース・リーに憧れていたわけも無く、ただ単に自分に内包れた知覚能力が「かっこいい」と判断したからでしかない。
「グリーン・ホーネット」は、昨年ミシェル・ゴンドリによってリメイクされた。
レンタル店に行っても、さして興味を持ってなかったので観ていなかったが、昨年、会社の後輩が貸してくれた束のDVDを形成するひとつに入っていたので鑑賞した。
素直に楽しめた。ただ、もう少し徹底したドタバタコメディーでも良かった気がしないでもない。イングロリアス・バスターズのクリストフ・ヴァルツもいい味出してた。
ミュージックビデオを主に手がけてきた監督だけあってのスタイリッシュな映像美と、挿入曲のチョイスも良い。
なぜだか、会社で「加藤」君を「ケイトゥー」君と呼ぶようになった。
壮年男子はヌンチャクがほしい今日この頃。