over several nights

思春期な活断層の反抗的な行動により大規模な影響を被った。
一年経ってテレビで集大成的な映像が流れ始める。あらためて様々な失ったものを思い返させた。大事に取り置きした記憶を司るモノなど。

この一年、市内で甚大な津波被害を受けた地区に行くことを、意識的に避けて来た。勿論、実家以外の地区。
仕事上、来社される顧客を、そうした場所に案内するように命じられ、渋々、行く事は多々あった。初めて来社される顧客は、建物の基礎しか残らない更地を見たとて、その被害の大きさなどわかるはずも無い。初めて入った女性が接客する店で、隣に座った初対面の女性に「私、10kgのダイエットに成功したんです」と話しかけられた時のような心情なのだろう、などと思いながら案内して来た。

こうして、震災から一年経ってみたならば、なんだか、その日の黒く渦巻いた津波みたいな心持ちとなってしまい、今まで好きだった事からも、自然と遠ざかってしまった。
結局、ブログの更新も二か月ほど滞ったようだ。
そうして、巡り合せ(キッカケ)があって、昨日よりリハビリを始めることにした。
毎度ながら稚拙な文章痛み入る次第。

新しい住まいにも幾分慣れてきた感のある、ハナとウメ。
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しばらくぶりにカメラを持ち出したのだけれど、桜は散り散りと舞い始めてた。