ブーツを脱いで注釈を

冬はブーツに限る。

冬だからといって別にブーツでなくとも、鍋でも熱燗でもレザーでも裏起毛でもフリースでもデロンギでも酒粕でもミートテックでも、それと限定すればいいのだが、ちりぢりになって収集がつかなくなると予想(よそう)されるので、よそう。

と、まぁモニター越しに寒々とした空気が十分に伝わったであろうところで、ブーツの話である。

ブーツは若い時分から好きなのだが、年齢を増すごとにデザイン重視から、機能性や履きやすさと好みも変化している。少し前までは、存在感を示すようなそれなりの重さがなければブーツとして認めなかったのだが、最近だと出来るだけ軽いものを選ぶようになった (これは時計にもいえる事で少し前までは40mm以下の時計はすすんで選ばなかった)。

去年のこと。携帯電話がメール受信を知らせるので確認すると、洋服店を営む先輩から「ネイティブ各色入荷しました」という写メールだった。ちょうど気になっていたブーツであったが、ハーフサイズがないことから一度試着してみたいと思っていた。

結果、片足試着で即決。様々な色があるが、妥当ともいえる黒×白ソールを選択 。

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比較的安価なので2、3足ぐらい色違いで揃えようかとも思っている。

履き心地が良くて軽いものだから、最近スキップを覚えた。