無愛想な空模様

川上弘美さんのエッセイ「なんとなくな日々」で、藤堂志津子さんの「ありふれた夜に」という作品が紹介されていた。

ちょっと気になり、ちょっと検索したら、「恋人よ」という4つ作品からなる短編集に収められているようで、ちょっとマウスを操作したら、ちょっとした間に届いて、ちょっとの時間で読了した。様々な切なさ溢れる大人の愛の形。

恋人よ (講談社文庫)

恋人よ (講談社文庫)

 

読んでる最中、ずっと頭の中で流れていた曲があった。レオン・ラッセルの作品「マスカレード」。カーペンターズのカバーで有名になった曲。しかし、私の中ではギターとユニゾンするスキャットではじまるジョージ・ベンソンよる「マスカレード」。

今もぬけずにハミングしてる。