amanogawa

茹だりながら仰いだ空には、その時期、雪の上に除雪車が残したキャタピラーの跡に良く似た形の雲が広がっていて、僅かばかり涼を感じるのですが、すぐに空はふやけて霞んでしまう今日この頃。
油断していたら、すっかり今日は七月七日です。

細君と一緒に自動車で出かける際には、大概、佐藤竹善の曲が流れます、流されます。普段、一人の時には進んで聞く事はありませんが、佐藤竹善似のエディ・レジェンドがヴォーカルのMAD3(2009年解散)の楽曲は好んで聴いたりはします。

しかしながら、七月に入ると決まってインパネに無造作に投げ出された iPodをくるりくるりと操作して、会社帰りに聴いている佐藤竹善が歌うカバー曲 *1があります。月がとっても青いわけでもないのに遠回りして帰ることも多々あります。

置いてけぼりにしてしまった切れ切れの淡い若い時分の想い出に、色々とむせ返ったりもします。

*1:[http://ja.wikipedia.org/wiki/Amanogawa:title=元々は SKOOP(現 Skoop On Somebody)というグループの楽曲らしい。らしい、と云う表現でもお分かりの通り、原曲を聞いた事はありません]