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破傷風に十分注意 がれき撤去で感染の恐れ 医療関係者ら呼び掛け

被災地では、作業中にがれきでけがをしたり、くぎを踏み抜いたりする危険性がある。さらに衛生状態も悪く、けがをしても水が十分に使えない場合もあるため、感染の可能性は高まり、すでにボランティアに患者が出たという。

河北新報 東北ニュース(2011年04月12日火曜日)より一部抜粋

破傷風は、とても恐ろしく怖い病気であると、トラウマになるぐらいに教えられた映画があります。

日々、繰り広げられるホルモンと細菌と皮脂の、壮絶な三つ巴の戦いの傷跡が顔に広がり始めた頃、週末に届けられた新聞のテレビ欄深夜枠に、テストステロンの分泌量を促すタイトルを発見しました。枕元に靴下を用意するような気分で、なんら迷うことなくタイマー録画をセットした記憶があります。

「うぎぁぁぁぁぁーーーっ!!!」

震える舌 [VHS]

震える舌 [VHS]

ジャンル的にヒューマンなのだろうけど、下手なホラー映画よりも十二分に恐怖以上のものを感じました。今の精神的に苦痛を感じるホラー映画の原点とも言えるかもしれません。残念ながら、断片的な記憶しかないのですが、その大半が破傷風に感染した小さな女の子が、もがき苦しむシーンばかりです。
監督が野村芳太郎ということもあって、トラウマ克服のために観返したいと思っているのですが、残念ながら、DVD化されていないようですし、近所のレンタル店にも置いていません。ビデオデッキが生きているうちに、なんとかしたいと真剣に考えています。


中々踏ん切りがつかずに、しばらくアマゾンのほしい物リストに入れていた本ですが、西にお住まいのキャディさんがフォロー(追い風)ですと言って、ドライバーを差し出してくれたので、心置きなくフルスイングしたのですが、風に乗り切れなかったのか、あえなくラフの中へ(一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です)。素直に近所の書店に注文することにしました。

トラウマ映画館

トラウマ映画館


最近、活字は読みたいのですが、なんとなく物語を追う気分ではないので、エッセイ集ばかり読んでます。そのうちの一冊、翻訳家の岸本佐知子さんのエッセイ集です。

気になる部分 (白水uブックス)

気になる部分 (白水uブックス)

これは文句なしにおもしろかったです。読んでいて普通に声を出して笑ってしまいました。引き出しの多さと洞察力、なによりも文章力に惹かれました。最初のニつ三つ読んで早速追加でポチり。

ねにもつタイプ

ねにもつタイプ

エッセイ集でリハビリした後、「岸本の翻訳作」を読み漁ろうと思ってます。
ただ、「東日本大震災の影響で配達できないエリアです」というメールには結構凹みます。


BAWDIES!まさかのAI とのコラボ!! 
これはやばいやばいやばいいぇいいぇいいぇーぃ!