脱皮できない蛇は滅びる

今回の災害により、目に見える被害と、目に見えない被害が発生した。

目に見える被害の復旧状況は日々目にして確認できるが、目に見えない被害の復旧状況は耳にすることしか出来ない。これにより風評被害という二次的災害も発生しているのが現状。

市町村合併などを機に、イメージアップを目的として「ひらがな」表記に変えた県を目する。これとは逆に、ウェブ、新聞紙上で、いつの間にか「カタカナ」表記された県を目にする。

風評被害を否定する記事のすぐ隣で、「カタカナ」表記して特別視させる記事。矛盾しか感じない。目に見えない被害の復旧作業は、まず、「カタカナ」表記をやめることだと思う。