油断してしまいがちな時期

2月は会社の年度末で色々ばたばたしてる。さらにこの時期にボスも事前アナウンスも無く引退宣言。頭をもがれた蛇のようにじたばたした状態だが、世紀末が来る感じではない。*1

先週の春めいた陽気は、週があけたら一転してコンクリートの壁で擦った発泡スチロールが舞うような空模様。

昨日今日と年度末恒例行事とも言える実地棚卸。薄暗くカビ臭い倉庫の中、かじかむ指先で必死に電卓を打ちながら舌打したり。トイレで寒すぎてキャラメルコーンみたいな状態に幼い頃を思い出したり。

そんな最近、まわりくどい比喩表現と丹念に磨きぬかれた台詞回しを欲してしまい、再読したり、あらためて積読した本。

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)


グッド・パンジイ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

グッド・パンジイ (ハヤカワ・ミステリ文庫)


真夜中へもう一歩 (角川文庫)

真夜中へもう一歩 (角川文庫)


マンハッタン・オプI (ソフトバンク文庫 ヤ 1-3)

マンハッタン・オプI (ソフトバンク文庫 ヤ 1-3)


矢作俊彦原りょう村上春樹でレイモンド・チャンドラーについての対談を実現して頂きたいと切に願う。

さて真理をつかむために勇猛心をふるいおこして倉庫に戻ろう。

*1:by.シブがき隊「NAI−NAI 16(ナイナイシックスティーン)」