続編への期待は大概裏切られる

ストーリー

ボストンの路地裏でマフィアの惨殺死体が発見される。
FBI捜査官スメッカーは、自ら“神の使い”と称するマクマナス兄弟を執拗に追い詰める。
しかしそれを嘲笑うかのように、今度はマフィアの幹部9人を秒殺。
身の危険を感じたマフィアのボスは、神をも恐れぬ凶悪な殺し屋を解き放つ。
止まぬ銃弾。
血の制裁。
烈火のごとく激しい銃撃戦の幕がついに切って落とされた!

ストーリー

ある日神の啓示を受けた二卵性双生児の兄弟が、法では裁けない街の悪人どもを片っ端からブチ殺す。
コナーとマーフィーのマクマナス兄弟とその父“イル・ドゥーチェ”ことノア・マクマナスの3 人が、イタリアン・マフィアのボスを処刑してから8 年。
密かにアイルランド郊外の羊牧場で暮らしていた彼らのもとに、兄弟もよく知る善良な神父が殺されたという一報が入った。
殺害方法は兄弟による処刑方法を模倣したもので、死体の両目にはペニー硬貨が。
明らかに何者かによる挑発だ。兄弟は罠を承知でボストンへと向かう──

なんとなく寝る前に映画一本は観てるので、まとめるのに苦にならない作品の感想などを書いているが、最近はブログ更新に困ったときのネタになりつつあることは否めない。

ウルトラセブンをサポートするカプセル怪獣のように、映画好きの先輩と友人と後輩がいる。話題の新作などはレンタル店にチェックアウトを急かされて高い料金を払うことなく、お願いすれば遅くても二三日中には職場の机の上に無防備に置かれている環境にある。
先月のことになるが、ウィンダムが気を利かして「観ます?」と貸してくれたのが「処刑人2」。せっかくなので復習する意味でエイヤーっと、1と2を立て続けに観た。

  • 1作目は久しぶりに観たが、なにからなにまで色々な意味で「かっこいい」で片付けられる勢いがある作品。「レオン」へのオマージュ?
    • 黒いピーコートに色あせたTシャツ、程よく色落ちしたジーンズを履いてるだけなのに普通にかっこいいが、普通には真似できない
    • マクマナス兄弟を始末することを命じられたノアは兄弟の父親だったというところは何度観てもわからない
    • なによりマクマナス兄弟喰いの怪演を魅せるポール・スメッカーFBI捜査官役ウィレム・デフォー。進行上あまり意味の無い女装までやってのけたりする
    • 過去のマクマナス兄弟が殺害するシーンと、それをスメッカー捜査官が推理する現在のシーンを同時に撮るという新しい手法もよい
  • 2作目は基本的に1作目を観ていないと面白くないと思うが、それ以前に面白くない
    • 1作目からの続きで8年後という設定だがマクマナス兄弟のあまりの劣化した姿に思わず愕然としてしまった
    • 前作でマクマナス兄弟の引き立て役ロッコの代替キャラであるメキシコ人のロメオはウザすぎるし、ポール・スメッカーFBI捜査官の代替キャラのセクシー?な女性捜査官が登場した時点で、別な作品(もの)になってしまってる感じがした
    • なんだかパロディー色が強すぎて早々に拒否反応をおこしてしまった
    • 終盤にウィレム・デフォーのカメオ主演?したことが唯一の救い?
    • 二作目は「ちょっとベーグル買って来い」って感じ

二枚のDVDレーベルに「処刑人」を「処人」と、ご丁寧にゼブラのおなまえマッキー両用で書いてしまっていることに気づき、色々と悔しかったので「ストリート・オブ・ファイヤー」で口直しした夜