衝動買い

「必要」と「ほしい」は全く別な意味だが一時的な欲望によって「ほしい」=「必要」と自身の中で組み替えてしまい買い物をしてしまうこと。
買い物したモノの価値には関係なく買い物をしたことによって自身が後悔している場合を指す。

5年ほど前、巨きく膨らんだ腹から空気を抜くよう、かかりつけの医師に義父が叱咤された。
とりあえずウォーキングを始めることにしたが、重い腰を上げるには、まず先立つものが必要ということになり、M(義母)に携帯型デジタル音楽プレーヤーの下見をしてくるよう指令を受けた。

指令を受けた私は iPod nano(第一世代)を迷うことなく買った。
そう、私自身のために。ミイラ取りがミイラになったわけだ。

nanoくんと FMトランスミッターのおかげで車の中からCDが消えた。
そして nanoくんは、私の身体をいじめる修行にも文句を言わないで付き合ってくれた。

nanoくんと蜜月を共にしていたが、修行の旅に連れ出すことに気を使い始めた頃、クリップタイプの iPod shuffle(第二世代)がデビューした。

何ら迷うことなく購入し喜び勇んで帰路の途中、赤信号に変わった交差点に進入して、華麗に右折するも最前列にパトカーが信号待ち。信号無視で反則金 9,000円。
考え方によっちゃ 16,000円の iPod shuffle を購入したってことになる。

年明け早々、家の細君が婦人科系の手術のため 2週間ほど入院する。
手術と言っても盲腸を切るようなもので、入院中、暇を持て余してしまうのでネットブックの購入を企てているらしい。

正月3日に大手家電量販店へ向かったが、初売りから 3日も経っていれば目玉商品の大半は売り切れ御免な状態だった。
家の細君は、自分で選んで決めるタイプなので相談されない限り、好きなだけ悩ませておく。

好きなだけ悩ませておくということは、時として衝動買いを誘発する。

Apple iPod touch 第3世代 32GB MC008J/A

Apple iPod touch 第3世代 32GB MC008J/A

密かに nanoくんの充電状態にヤキモキしてたり、ベッドサイドのノートPCのフリーズしまくりににっちもさっちも行かなくなったり、iPhoneは電波の受信感度が心配だったりしたので、iPod touch(第二世代)が発売されてから、密かに気になっていた。

そして振り向けば そこに君(iPod touch)がいた。

狙ってた 8GBバージョンは既に売り切れ御免な状態。
32GBは在庫有り、差額 10,000円。

気づいたときには、レジまでの距離をスライド走法で区間新を出す勢いで、レジ担当にたすき(iPod touch)を渡した。

一番最初に壁紙を寅年ということでトラに変えた。
 TAXI DRIVER

そして姪っ子が正月に持ってきたDVDを観て、はまってしまったキレネンコ(ウサビッチ)も用意した。
 usa

とりあえず先述で書いたような衝動買いで無いことは確かで、最近暇さえあればイジりまくっている。
そのうちにレビューでも書きたいと思ってる。
たぶん、そのうち。